「港町と水辺のまちづくり」
会場:勝念寺(→GoogleMap)*受付場所から徒歩3分
定員:50名
まちあるき・分科会内容
集合場所:勝念寺(→GoogleMap)集合時間:12:30
主なまちあるきポイント:西堀通(寺町)、古町花街、日和山(住吉神社)
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信濃川の内陸水運と、日本海の外洋水運が結ばれる新潟湊は、江戸期初めに堺や大阪に習った、堀割が縦横にはしる碁盤状の町である。船着き場に廻船問屋がならび、整然とした町割には宿屋や商店や市場がまとまり、旅人をもてなす花街、人心をささえる寺町があり、商業都市として合理的につくられていた。
現在、古い建物と堀が消えて町並みは大きく変化し、湊町の記憶が薄れたように見えるが、産業文化での交流や食との出合いを求めて、人々が往来する新潟は今もまぎれもない港町である。湊町から港町へと受け継がれるDNAを生かし、これからの新潟にふさわしい町並みを考える機会としたい。
昼食情報
この分科会では、昼食は各自でお願いします。
写真提供:NPO法人堀割再生まちづくり新潟・野内隆裕
●コーディネーター
大森洋子(久留米工業大学 教授、全国町並み保存連盟 理事)
大森洋子(久留米工業大学 教授、全国町並み保存連盟 理事)
●コメンテーター
岡本哲志(岡本哲志都市建築研究所 代表)
●パネラー
・小笠原眞結美(小樽運河新世紀フォーラム 副会長、小樽商工会議所女性会 会長)
・磯田一裕(直江津プライド2021 代表)
・川上伸一(堀割再生まちづくり新潟 代表理事)
担当団体:NPO法人堀割再生まちづくり新潟
古町商店街の若手メンバーが、かつての堀割を再生し、街の活性化に役立てることを目指して、2000年に誕生した市民団体。行政と協働して堀の資料作りやまちあるきをかさね、市民と対話しながら、まちづくりプランを提案する活動を続けている。