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平成17年 3月19日
萬代橋景観フォーラム代表 大熊 孝
「萬代橋景観フォーラム」構成団体

  ● 都市環境デザイン会議新潟
 
 ● にいがた寺町からの会
 
 ● 新潟まち遺産の会
 
 ● NPO法人新潟水辺の会
 
 ● NPO法人まちづくり学校

萬代橋景観宣言
(本 文)
私たちは萬代橋の、構造と美の均衡を意図した設計思想に基づくデザインの質の高さを確認し、信濃川河口の両岸に広がる「みなとまち」とともに歩んできた歴史に思いを馳せ、さらにそれらが総合して織りなされる風景の価値を守り、活かし、次世代へ継承していくことの大切さを「六連の想い」に示し、ここに新潟市民の誇りとなる「萬代橋の景観」を育む行動を起こすことを宣言します。
(六連の想い)
一、 6連のアーチが萬代橋を支えているように、私たちは萬代橋を愛する市民、団体、事業所、行政等と共に語り合い、連携し、橋周辺の景観の維持、向上に努めます。
一、 萬代橋を取り囲み、萬代橋とともに、また萬代橋から望まれる水辺や都市の風景は、今や新潟市の顔になってきています。その品格と落ち着きの中にも生き生きとした賑わいが創出され、自然と共生する新潟の活気ある都市の姿が、景観として育まれていくことを望みます。
一、 大河信濃川の河口に発展したふたつの「みなとまち」を繋ぐ存在として誕生した萬代橋が、今後も「みなと新潟」とともに、新潟市の統合の象徴となり、魅力ある景観を育んでいくことを望みます。
一、 現萬代橋の美しさと機能に深く配慮したデザイン思想を踏襲する、品位ある景観が育まれていくことを望みます。
一、 新潟の民間事業者の新潟市への想いが初代萬代橋の建設理念であり、「萬代橋の景観」がその思想を踏襲した民力による新潟市の発展に今後も寄与することを望みます。
一、 萬代橋のライトアップや航路灯の設置に際しての市民募金に代表されるように、市民に愛され市民とともに歩むまちづくりの象徴として「萬代橋の景観」が育まれていくことを望みます。


新潟まち遺産の会事務局
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