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| 美しく構成され、維持管理され、人々に親しまれ、愛される空間は、一つの総合的な「美術作品」でもあります。現在保存が問題となっている「斉藤家夏の別邸」のある新潟市西大畑地区は、２０世紀の日本を代表する建築家前川國男の作品「新潟市美術館」と西大畑公園、庭園の中の料亭行形亭（いきなりや）、枯山水の庭のある北方文化博物館分館、日本庭園のある砂丘館（旧日本銀行新潟支店長役宅）、旧副知事公舎を活用したレストラン「ネルソンの庭」など、さまざまな「庭」とつながりを持つ魅力的な建築や施設が存在しています。中でも斉藤家夏の別邸の庭園は、規模、質ともにきわめて優れたものです。建物と庭園が織り出す総合的な美的空間を再発見し、さらにそれを町並み空間というパブリックスペースに有機的につなげて考える視野の大きな「まちづくり」ビジョンの中で、同邸の保存も大きな意味を持ってくるものと思われます。民間の立場でユニークな都市のパブリックスペースの在り方を提起し続け、また斉藤家夏の別邸とさまざまな共通点を持つ旧朝倉邸と庭園の保存を実現し、モダンな町と歴史ある建物と庭園の融合を模索しはじめた、東京代官山の事例を参考に西大畑の魅力とそれをより輝かせるまちづくりへの道を考えます。 |
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●参加申込：事前に「お名前・連絡先」を付記の上、郵便・FAX・メールにて、１０月２０日（月）まで事務局（新潟市都市政策部まちづくり推進課）へお申込みください。
※お知らせいただいた個人情報は、当シンポジウム以外には利用しません。
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■プログラム
◆映像紹介 「新潟市西大畑の町並み、建物、庭園」（新潟まち遺産の会）
◆事例紹介 「代官山『朝倉邸』の保存とヒルサイドテラス」
講師 朝倉健吾（代官山ヒルサイドテラスオーナー）
◆パネルディスカッション「庭園のある建物の保存と活用とまちづくり」
パネリスト 朝倉健吾、大倉宏（新潟まち遺産の会、砂丘館館長）ほか(予定)
司会、進行：岡崎篤行（新潟大学工学部建設学科准教授）
■お問合せ 新潟県まちなみネットワーク総会in新潟 事務局
新潟市都市政策部まちづくり推進課 担当 加藤
〒951-8550 新潟市中央区学校町通1-602-1
TEL 025-226-2659 FAX 025-229-5150
■主 催 新潟まち遺産の会、新潟県まちなみネットワーク、新潟市
■後 援 NP0法人日本民家再生リサイクル協会
■協 力 にいがた寺町からの会、NP0法人堀割再生まちづくり新潟、新潟県観光復興戦略会議 |
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 新潟まち遺産の会
事務局 〒951-8066 新潟市東堀前通1-353（伊藤純一アトリエ内）
Tel:025-228-2536 Fax:025-228-2537
 chanoma■machi-isan.sakura.ne.jp
（■を@に変更して下さい・迷惑メール防止のため）
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