新潟市會津八一記念館は、1975(昭和50)年3月に竣工し、1998(平成10)年に新潟市へ寄贈されました。40年近くの間、日本海の近くに立つ白い瀟洒な建物として、新潟市民に親しまれてきました。
耐震上問題があるとして、2014(平成26)年に博物館としての機能は新潟日報本社ビル(メディアシップ)に移転し、残された建物、旧會津八一記念館を今年度(2014年)中に取り壊し、跡地を公園として整備する計画が発表されています。しかし、急いで壊す必要があるのでしょうか。博物館としては耐震上の問題があっても、用途転換によっては軽易な補強工事で済むことも考えられます。
ところが新潟市役所は、私たちのこういう声に対して、全く耳を傾けません。市の施設をどうするかは、市民が決めるべきであって、市民の意見を聞かずに市の職員が決めてしまってよいのでしょうか。当会では、この問題についてホームページ上で経緯等を紹介し、広く知っていただきたいと考えます。 |